インタビュー:フィーア・フィッツパトリック(イーリアン・パイプス奏者)

2020年7月24日インタビュー
話し手
フィーア・フィッツパトリック:ミュージックジェネレーション・リーシュに所属する17歳の若手イーリアン・パイプス奏者でです。2017年にオール・アイルランド・イーリアン・パイプス・スロー・エアー12〜15歳の部チャンピオンに輝きました。
➖イーリアン・パイプスを始めたきっかけ、ミュージックジェネレーション・リーシュで学び始めたきっかけを教えてください。

9歳の時にイーリアン・パイプスを弾き始めました。イーリアン・パイプスを始める前に、ピアノ、バイオリン、歌の経験があり、つまり私はいつも音楽を聴き演奏することともに成長しました。私の母が車内で私たちのためにCDをかけてくれて、私はイーリアン・パイプスの音を大好きになりました。そしてこの楽器の演奏の仕方を学ぶことを決めました。私の母は迷わずミュージックジェネレーション・リーシュを選び、私はGay Mckeonによるレッスンを始めました。

ミュージックジェネレーション・リーシュで受講している授業と、その授業の内容、授業に対する感想や意見を教えてください。また、ミュージックジェネレーション・リーシュ全般についてどのように思われますか?

ミュージックジェネレーション・リーシュで私は多くのレッスンに参加しています。毎週ピアノ、バイオリン、歌、イーリアン・パイプスのレッスンを受けており、ミュージックジェネレーション・トラッド・オーケストラに参加しています。毎週私はこれらのレッスンを受けることを楽しみにしています。私の生活の素晴らしい社会的側面です。ミュージックジェネレーション・リーシュにとても感謝しており、彼らが私にしてくれること全ては私の生活でとても大きな部分を担っており、多くの素晴らしい機会を与えてくれます。

➖1番好きな曲は何ですか?それはどんな曲で、なぜ好きですか?

アイルランド伝統音楽は私のお気に入りの音楽です。アイルランド伝統音楽は私たちの文化と遺産の非常に大きな部分であると思います。私のお気に入りの曲は、ミュージックジェネレーション・リーシュ・トラッド・オーケストラとコラボレーションの、マーティン・トゥーリッシュ作曲《Visions and Voices》です。この曲は1916年イースター蜂起を祝って作曲されました。私はこの曲の創作を手伝ったので、本当にこの曲を楽しんでいます。この曲はアイルランド人であることとはどういうことであるかを象徴しています。

➖イーリアン・パイプス以外で、何をすることが好きですか?

イーリアン・パイプスを演奏する以外に、バイオリンとピアノを弾くことと歌うことが大好きです。クラッシクのバイオリンとピアノを弾きますが、異なるスタイルの演奏もとても楽しんでいて、様々な異なったスタイルを知ることもいいです。このことはとても私の伝統的な弾き方を向上させる助けになります。音楽以外では、スポーツも好きです。私はアイルランド発祥のスポーツであるゲーリック・フットボールをします。ホッケーもします。

あなたはイーファ・バクリーを含む「Lonrach」の一員で、ナショナル・コンサート・ホールで開催されたSiansa Gael Linn music competitionのファイナルで3位に輝きましたね。あなたのグループと曲について詳しく教えてください。

「Lonrach」は「Shining(輝く)」の意味のアイルランド語で、この若い活力に満ちたトラッドグループにぴったりの言葉です。このグループは2017年にシボーン・バクリーのディレクションのもと形成され、メンバーたちはリーシュ州とコーク州の出身です。このグループは一緒に演奏することが大好きで、ダナメーズ・アート・センター、グリアナ劇場、ダブリン・ナショナル・コンサート・ホールなどアイルランド中の多くの会場で演奏してきました。彼らはまたシンガーソングライターのジョン・スピレインとともに数多くの機会に演奏してきました。Siansa Gael Linn music competitionで私たちは様々な曲やハーモニーとカウンターメロディーによる実験を探ることができ、音楽家としては発展し成熟することができました。グループのメンバーは、ハープ/ピアノ/ボーカルのイーファ・バクリー、イーリアン・パイプス/フィドル/ティン・ホイッスル/ボーカルのフィーア・フィッツパトリック、フィドル/ヴィオラ/ギター/ボーカルのリア・マーフィー、フィドル/ボーカルのエレン・スコット、コンサーティーナ/ティン・ホイッスル/ボーカルのメイヴ・スコット、バンジョー/マンドリン/ボーカルのデイビッド・スコット、ボタンアコーディオン/メロディオン/ボーカルのコナル・ネビン、マンドリン/ボーカルのピーター・ベネットです。

日本ツアーで演奏する《The Spirit of Laois Suite》は、ともに来日予定のハープ奏者・作曲家マイケル・ルーニーとあなたを含む若いハープ奏者たちのコラボレーションにより創られた曲で、プロジェクトの最初にリーシュについて議論し、マイケルはその議論をもとに作曲したそうですね。リーシュでのお気に入りの場所を教えてください。また、《The Spirit of Laois Suite》のあなたが思う曲の魅力を教えてください。マイケル・ルーニーとのコラボレーションはどうでしたか?

私はマイケル・ルーニーと活動することをとても楽しみました。彼はみんなのアイデアを聞き、みんなが公平に貢献できるようにしてくれました。全てのアイデアが一緒になることを見るのはとても面白かったです。私は小さな州であるリーシュ州出身であることをとても誇りに思っていて、私たちはリーシュ州そのものにたくさんのことをもらっていると思います。リーシュには多くの美しい場所があり、私はエモ・コートを歩き、自然の美しさを感じて多くの時を過ごすことが好きです。「スリーヴ・ブルーム」と呼ばれる美しい山脈があって、偶然にも私のイーリアン・パイプスがそこで作られました。

ミュージックジェネレーション・リーシュの企画で1番思い出に残っている国内プロジェクトと海外プロジェクトのストーリーを1つずつ、写真あるいは映像とともに詳しく教えてください。

ミュージックジェネレーション・リーシュは私の生活でとても大きな側面を持っています。私はミュージックジェネレーションとともに、ミュージックジェネレーション・リーシュの代表としてばかりでなく、ミュージックジェネレーション・アイルランドを代表して、多くの場所を旅することができています。ニューヨーク、モナコ、スペイン、ダブリンなど多くの場所で演奏してきました。これらのパフォーマンスで、王族、モナコ大公、アイルランド大統領、前アメリカ副大統領ジョー・バイデン、ケネディ家、有名なアーティストであるアダム・クレイトンのために演奏しました。17歳でこれらの経験は素晴らしい思い出となり、これらの経験を私の友人や家族と共有できることは、思い出をもっと魅力的にしてくれています。

ロックダウン開始以来、ズームでイーリアン・パイプスの授業を受けているそうですね。ズームでの授業の感想や意見を教えてください。

ロックダウン中に、音楽を通してズームの使い方を理解しました。毎週ズームで多くのレッスンを受けました。ズームは素晴らしい選択肢であると思います。初めは慣れるのに少し時間がかかりましたが、しばらくすると普通にレッスンを受けられるようになりました。私はまだ多くの新しい曲を学んでいて、私の全ての楽器において、演奏を向上させることができました。

現在、ズーム上でアコーディオン奏者・作曲家Martin Tourishとコラボレーションして、大西洋西向き無着陸横断飛行に最初に成功した、ポートリーシュ出身のジェイムス・フィッツモーリスの物語を伝えるプロジェクト「かなわぬ夢」に、直接会ったことのない50人を含めた70人の若い音楽家たちが参加しているそうですね。フィッツモーリスについてどのようなことを議論し、他にどのようなことを学んでいますか?このプロジェクトに関する感想や意見を教えてください。

ロックダウン中に、ミュージックジェネレーション・リーシュは全く新しいオーケストラを結成しました。私はこのメンバーの一人になれてとても幸運です。私たちはジェイムス・フィッツモーリスについて全てを学び、彼がポートリーシュ出身であることについて学べたことは素晴らしいことでした。私たちは彼の人生を通した旅について全てを学びましたが、私たちはこの旅を音楽を通して表現することを目指しています。ジェイムス・フィッツモーリスが生きたタイムラインは狂騒の20年代に当たります。この時代は今だに今日の音楽のとても大きな部分です。私を含む多くの人々は、ジャズの様々なスタイルを経験をしたことがないので、非常に私の目を開かせてくれました。毎週ズームコールを楽しみにしていて、歴史を学ぶとともに、若い音楽家たちを知ることができました。

将来の夢を教えてください。

私は多くの将来の目標と希望があり、音楽が大きな部分を担うことを願っています。学校を卒業して医者になり、熟達したいです。音楽を演奏し、楽しみ、他の人たちと音楽への愛を共有し続けたいです。最終的には私が持ちうる限りの音楽の知識を集めて、このことを多くの人々に伝え、伝統とアイルランドの文化を生き生きとさせ続けたいです。

日本でしたいこと(コンサート以外)は何ですか?また、日本でのコンサートへの期待と日本のお客様にメッセージをお願いします。

日本は素晴らしい国で、この素晴らしい場所を見れることにとてもわくわくしています。桜の木を見ることはいつも私の夢のひとつであり続けています。私たちが演奏するコンサートでは、美しい方法でアイルランドの文化を共有し、堂々とアイルランドを表現したいです。私はまた日本の文化と遺産を経験したいです。この機会をいただけることに大変感謝しています。

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