私は今まで計画的に作曲に着手していません。しかし、数時間座って様々なコード構成と進行を試すことがあります。よいコード・シーケンスを見つけた時、その曲が私にとってより明確になることが分かります。私はあらゆる様々なタイプのキーとモードを試すことが好きで、それぞれのシークエンスは異なるモードを表しています。
《Emigration Suite》について
2018年に私は1845年から1849年の大飢饉の間にアイルランドを去った人々を祝って《Emigration Suite》という組曲を作曲しました。それは《Sailing to America》という題のスローエア、続いて《Ellis Island》という題のジグ、《New Beginnings》という題のリールで構成されます。この組曲のコード構成によるムード・セットは、この時代の悲しみや悲惨さとは対照的に、よりよい生活を求める希望を表しています。
《The Stranger At The Door》について
私の住む田舎の人里離れた場所にある伝統的な農場のコテージは、築350年です。ある冬の夕方遅くに、ドアをノックする音がしました。ノックする音を聞いた時、私はキッチンにいてハープを弾いていました。私がドアを開けると、不可思議な困惑した年老いた女性がそこに立っていました。彼女は私のことを知っていて、何年も前からこの家に来ていると、彼女は私に言いました。彼女は翌日の夕方にディナーを一緒に食べるよう私を招待しました。私が彼女の住む場所を尋ねると、彼女はウルフヒルの頂きにある古いコテージと述べました。私はそこが使われていない放置された場所であることを知っていました。翌朝私はこの古い家を調べ、50年以上この家には誰も住んでいないと近所の人が私に教えてくれました。それ以来その不思議な女性を見ていません!この体験が《The Stranger At The Door》を作曲することにつながりました。