インタビュー:アラナ・コンロイ(ハープアンサンブルのメンバー)

2020年7月22日/10月11日インタビュー
話し手
アラナ・コンロイ:18歳の若手ハープ奏者で、ミュージックジェネレーション・リーシュ・ハープアンサンブルの1人です。Macra na Feirme talent competitionのソロ演奏部門でオール・アイルランド・ファイナルを受賞しました。
➖ハープを始めたきっかけ、ミュージックジェネレーション・リーシュで学び始めたきっかけを教えてください。

9歳くらいの頃コンサートに行って、ある演奏家がハープを弾いているのを聴き、それがハープの音色を聴いた最初でした。お母さんにレッスンを受けさせてもらえるよう頼みました。その1年後か2年後、ミュージックジェネレーション・リーシュが私の通う小学校でハープのレッスンを始め、私は幸運にもハープを学ぶ機会を得ました。

ミュージックジェネレーション・リーシュで受講している授業と、その授業の内容、授業に対する感想や意見を教えてください。また、ミュージックジェネレーション・リーシュ全般についてどのように思われますか?

毎土曜日の朝シボーンによる小グループのレッスンに参加しています。私たちはアイルランド伝統音楽からジャズまで多くの様々な種類の曲を習います。ミュージックジェネレーション・リーシュのおかげで私たちは多くの様々なジャンルの音楽を知ることができ、各々が学びたいスタイルについて選択肢をもらえます。ミュージックジェネレーション・リーシュはリーシュ州中の人々に対して多くの様々な授業を提供しています。生徒たちの考えはいつも様々なプロジェクトに取り入れられて、とてもインクルーシブなプログラムです。

➖1番好きな曲は何ですか?それはどんな曲で、なぜ好きですか?

シボーンによる多くの様々なタイプの音楽を学ぶことは楽しいですが、私のお気に入りの曲はスローエアです。スローエアは私自身の新しい工夫とスタイルを、私が演奏する音楽と結びつけた歌に加えることができます。それらは変化する音楽の流れにより二度と同じに演奏されることはありません。

ハープ以外で、何をすることが好きですか?

ステージで披露することが大好きで、ハープのコンサートを披露する以外ではダンスと演技が大好きです。私はリーシュのダンス・オン・ステージ・スクールという演劇学校の一員で、毎年クリスマスと夏の発表会があります。

日本ツアーで演奏する《The Spirit of Laois Suite》は、ともに来日予定のハープ奏者・作曲家マイケル・ルーニーとあなたを含む若いハープ奏者たちのコラボレーションにより創られた曲で、プロジェクトの最初にリーシュについて議論し、マイケルはその議論をもとに作曲したそうですね。リーシュでのお気に入りの場所を教えてください。また、《The Spirit of Laois Suite》のあなたが思う曲の魅力を教えてください。マイケル・ルーニーとのコラボレーションはどうでしたか?

アンサンブルとして私たちはマイケル・ルーニーとともに活動し協演できて、とても幸運です。私たちは私たちの地元であるリーシュを反映した組曲を創り、その美しさを紹介したかったのです。マイケルは協働活動の一環でリーシュの美しさを音楽に翻訳する手助けをしてくれました。各曲は歴史上のランドマークから鍵となる特徴までリーシュの側面を表しています。友人や家族の前で組曲を演奏する前に、曲が確実に高い水準になるように、私たちはマイケルと一緒に懸命に練習しました。
私はリーシュにあるエモ・コートを訪れることが大好きです。私の家から車でほんの10分のところにあり、散歩するのに素晴らしい場所です。庭に行く途中にある池にいるアヒルにいつもよく餌をやっていました。もちろんお茶とケーキのためにティーガーデンにも立ち寄りました。邸宅を探索することはいつも素晴らしい思い出になり、ここで数年前にアンサンブルで演奏できて幸運でした。

エモ・コートでのコンサートは2017年にハープ・デイを祝うために開催されました。ミュージックジェネレーション・リーシュ・ハープアンサンブルは、カトリオーナ・マッケイとウーロフ・ヨハンソンと協演して、《Toker》を披露しました。

ミュージックジェネレーション・リーシュの企画で1番思い出に残っている国内プロジェクトと海外プロジェクトのストーリーを1つずつ、写真あるいは映像とともに詳しく教えてください。

どこから伝えたらよいか難しいです。ミュージックジェネレーション・リーシュはリーシュ中、エディンバラへも私たちを連れて行ってくれ、とても多くの思い出があります。アンサンブルによるリーシュ外での最初の演奏のひとつであるダブリンのフェニックス・パークにある在アイルランド米国大使館でのことは決して忘れないでしょう。私たちは演奏し、ミニバーガーを食べて夜を過ごしました。
エディンバラ国際ハープフェスティバルへの旅は、いつも私の大好きな思い出のひとつです。私たちは午前中に授業を受け、午後に街を散策しました。激しい雨が降っていた時に買い物をしたこと、雪の中ミュージックジェネレーションの車の前で私たちが写真を撮るようロサが強く求めたことを決して忘れません。ナンドーズやドミノの料理をたくさん食べて、ボードゲームで遊んだり共有の部屋でテレビを見たりして夜を過ごしました。ミュージックジェネレーション・リーシュの生徒であることで、私は多くの思い出をもらっています。

ロックダウンの間、ズームでハープの授業を受けていたそうですね。ズームでの授業の感想や意見を教えてください。また、対面でのレッスンが再開して、どうですか?

不運にも、Covid-19はミュージックジェネレーションでのレッスンを中断させました。しかし、私たちはオンラインレッスンに参加できて幸運です。もちろん直接のレッスンとは同じではありませんが、一週間のうちにいつも楽しみにできることがあります。
私たちは皆が見て楽しむためにオンラインに投稿するビデオも作成しました。これらビデオとオンラインレッスンがなかったら、一週間はすることが何もなくてとても長く感じていたことでしょうが、ロックダウンの間することがありました。願わくば、すぐにでも対面のレッスンに戻ることが待ち通しいです。

やっと直接のハープ演奏に戻り、対面で人に会えるようになって、とてもよかったです。もちろん、全てが一時休止している時、私たちはズームで続けることができたことに感謝していますが、他の人たちと一緒にひとつの部屋で演奏することと同じではありません。やっと再びそうできてとても幸せです。

*2020年10月11日時点では集まって演奏することができましたが、10月21日より再び6週間のロックダウンが開始されました。

現在、ズーム上でアコーディオン奏者・作曲家Martin Tourishとコラボレーションして、大西洋西向き無着陸横断飛行に最初に成功した、ポートリーシュ出身のジェイムス・フィッツモーリスの物語を伝えるプロジェクト「かなわぬ夢」に、直接会ったことのない50人を含めた70人の若い音楽家たちが参加しているそうですね。フィッツモーリスについてどのようなことを議論し、他にどのようなことを学びましたか?このプロジェクトに関する感想や意見を教えてください。
また、演奏の練習が始まったそうですね。新しい曲をどう思いますか?また、他の若い人々との練習はどうですか?

私たちはフィッツモーリスの人生の鍵となる詳細について学び始め、戦争と1920年代など特別な期間に焦点をあてています。私たちはグループに分かれて、各楽章と関連のある鍵となる言葉について議論して、このことをいかに音楽に翻訳できるかについて考えてから、考えを他のグループと共有します。私たち皆学びのある、とても協働的なプロジェクトです。もちろん、私たち皆個々人で活動し、マーティンにそれらを送っているため、様々なメロディーやモチーフを編曲するとなると難しいです。しかし私たちはマーティンと一緒に各楽章を作曲するために、グループでの活動に戻るでしょう。現在、私たちが以前に持っていなかった楽器を演奏するより多くのメンバーたちがいて、編曲するときにより多くの選択肢があって、とてもわくわくしています。私たち皆が一緒に曲を演奏できる日が待ち遠しいです。

「かなわぬ夢」は一緒に活動し始めました。音楽を通してフィッツモーリスのストーリーをとてもよく聴くことができます。各楽章にはトラッド・ツイストによる私たち独自のスタイルが含まれていてます。とても素晴らしい経験で、一員になれて嬉しいです。もちろん、私たち皆ではまだ一緒に練習することはできませんが、数週間前にビデオ作成のために小グループで演奏できてよかったです。全てが合わさった曲を聴くことが待ち遠しです。

将来の夢を教えてください。

私は旅に出て様々なお客さんのために音楽を演奏できることをとても願っています。私が若い人々に教えて、私たちが学校にいた時にもてた同じ機会を彼らがもてたらとも思います。

日本でしたいこと(コンサート以外)は何ですか?また、日本でのコンサートへの期待と日本のお客様にメッセージをお願いします。

観光をして、日本食を試すことが待ち遠しいです。桜もとても大好きで見れること、文化や景色を見れることにとてもわくわくしています。人生で一度の機会であり、訪れることができることにとても感謝しています。もちろん、私たちの旅が延期されることにがっかりしていますが、そのことでもっと旅を楽しめ、コンサートのために私たちの演奏を完璧にする時間がもっとあります。数曲の日本の曲を学び、お客様の前で演奏できること、日本人奏者たちやアンサンブルと協演できることにわくわくしています。

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