フィドル

マイケル・ルーニー、ジューン・マッコーマック&ハープアンサンブル Japan Tour、開催が非常に待ち遠しいです。
コンサートに出演予定の小松大が自身の楽器「フィドル」について語ります。

フィドルという楽器は、アイルランド音楽の中でも一際人気のある楽器として知られています。
マイケル・コールマンやジェイムス・モリソンらは20世紀初頭のアメリカで活躍しました。ダブリン生まれでアイルランド音楽の芸術性を高めたトミー・ポッツ、クレア出身で美しいフレージングとテクニックで圧倒的な人気を博したパディー・カニーもよく知られています。

「ドニゴールスタイル」「クレアスタイル」などという言葉を聞いたことのある人もいるのでないでしょうか。
アイルランドの地域によって、フィドル演奏のスタイルが大きく異なることも魅力の一つです。

フィドルはいわゆるクラシックなどのジャンルで使われるバイオリンと同じ楽器です。
バイオリンと聞くと高級なイメージですが、アイルランドの楽器屋さんでフィドルとして並んでいるものは600〜2,000ユーロほどのものが多かったです。(2006年頃の話です)
クラシックのバイオリンではよく響いて美しい音色の楽器が好まれますが、フィドルでは音のレスポンスの速さも重視されます。リズムが重要視されるアイルランド音楽ならではの特徴ですね。

私は日本で15年ほどフィドルを教えています。
(1)バイオリンの経験があった上でフィドルを始める方と、(2)初めてフィドル(=バイオリン)を始める方がいます。
面白いのは、私の周りではクラシック経験がなくフィドルを始めたの方が長く続けて楽しんでいる印象です。
私の暮らす名古屋のセッションシーンでは大人になってフィドルを始めた方が多く活躍していますよ!


映像は名古屋のアイリッシュパブ“シャムロック”の一コマです。アイルランド在住のフィドル奏者らを囲んでリラックスした雰囲気で開催されたセッションでした。

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